結婚後の数年、神奈川に住んでいた私たち夫婦。
日帰りできる範囲だけどあえて泊まりで中華街に行って、プチ海外旅行感を味わうのが好きでして。
(本当の中国は結構エネルギーを上げていかないと太刀打ちできないけど、中華街ならほんのり中国を楽しめる♪)
埼玉転居後もなんやかんやと毎年行っています。
昨年3月(臨月目前)から1年半ぶり、今年は1歳5か月の娘もつれて親子3人初めての中華街でした!
持物
幼児連れとなりますと、やっぱり持物大事。
忘れたものも含めてこれを持っていくべし、を一応挙げておきます。
前提:1歳5か月女の子。断乳済。季節は初秋。1泊2日。移動手段は自家用車。
- 予備の着替え2セット(下着・靴下・半袖・長ズボン を2セット)
- 翌日の洋服1式(下着・靴下・半袖・長ズボン)
- 寝巻セット(パジャマ、腹巻)
- 入浴・洗面セット(シャンプー・保湿剤・軟膏・歯ブラシ・フッ素・ガーゼ)
- 食事セット(エプロン5枚・食具・お皿・コップ・離乳食ハサミ)
- 遊び道具(絵本2冊、画用紙・クレヨン)
- 携帯オムツセット(オムツ5枚・おむつ替えシート・お尻拭き・ゴミ袋3枚)
- 予備オムツ10枚
- 寒さ除けセット(上着・ブランケット)
- ミニタオル3枚
- ガーゼ5枚
- ウェットティッシュ
- ポケットティッシュ(多めに)
- ゴミ袋
- 帽子
- 水筒
- 外遊びセット(虫よけ・日焼け止め)(我が家これ忘れたけど必要でした。めちゃ虫さされた―)
- おやつ(1歳からのかっぱえびせんにしました)
- お弁当(1日目のお昼用にお弁当を持参しました)
- 敷物(天気が良ければ公園などで使うかなと持参。使わなかったけどあってよいと思います)
- ベビーカー一式(我が家忘れたけどベビーカー用の虫よけあるといいです)
- 母子手帳
- 体温計
- 薬(少し咳が出ていたので、以前病院にもらった貼り薬を持参)
こんな具合です。
これらのものを、当日使うものとそれ以外に分けて、当日のものはリュックで背負い、その他のものはキャリーケースに入れていきました。
タイムスケジュール予実
実は細かくタイムスケジュールを決めて行ったのですが、
・娘の体力が突然切れる(思ったよりも興奮してしまい疲れたと思われ)
・リサーチ不足で行く予定だった動物園が休園日だった
等の理由があり、それ通りには進まず。
大事なのは、おおよそのスケジュールとプランBを立てておいて、臨機応変にスケジュールを組み立てていくことかと思われます。
まぁそれが大変なんだけど…
一応、私が立てていた予定は以下の通りでした。
1日目
6:00 起床
8:30 家出発
9:00 車出発
11:00 ホテル着・駐車
12:00 ランチ@ホテル近辺→散歩
15:30 ホテルチェックイン
16:00 ヨコハマおもしろ水族館
18:30 夕食@横浜大飯店
2日目
6:00 起床
7:00 ホテル朝食
9:00 チェックアウト
車移動→桜木町 駐車
9:30 バス移動→野毛山動物園
10:00 野毛山動物園
12:00 ランチ@Bills
13:00 散歩ORアンパンマンミュージアム
14:20 おやつ@アンパンマンレストラン
帰宅
↑のスケジュールのために準備していたのは、
- 中華街マップ
- 桜木町駅・アンパンマンミュージアム・赤レンガ・野毛山動物園を含むGoogleMap印刷物
- 桜木町駅から野毛山動物園へのバス時刻表
- Billsのランチ予約(席のみ)
- アンパンマンレストラン予約
で、実際どうだったかと言いますと、まず1日目の起床が遅れて出発も遅れまして(爆)
以下の具合になりました。(赤太字が予定外OR時間変更)
1日目
7:00 起床
10:00 出発
12:00 ホテル着、駐車
12:30 ランチ@Cinnamon’s Restaurant
13:30 ヨコハマおもしろ水族館
15:00 チェックイン、昼寝を試みて失敗
16:00 散歩
18:00 夕食@横浜大飯店
2日目
6:00 起床
7:00 ホテル朝食、朝食後山下公園散歩
9:00 チェックアウト
10:00 車で野毛山公園へ行くも休園日
11:00 ランドマークタワー駐車場に駐車、寝始めた娘の目覚めを待つ
11:30 目覚めたので、MarkIS内のOrbi横浜へ
12:30 Billsへ行く予定が疲れた娘号泣のためキャンセル、帰路へ
特に2日目に大幅な予定変更。
1歳児は体力がないし、当然体力配分なんてできるはずもないので、2日目まで詰め込むのは良くないと学びました。
宿泊はメルパルク横浜の和室素泊まりプラン
夫婦2人の時はいつも、中華街の中にあるローズホテル御用達だったんですが。
娘の寝相を見ると、ベッドに留まる勇気は全然湧いて来ず。
和室のホテルを探した結果見つけたのがメルパルク横浜でした。
行ってみたらば、山下公園の端っこにあり、マリンタワーのすぐ隣。
中華街にも近いので、中華街と山の手の雰囲気を両方楽しめる良い立地でした。
ホテルは結構古いのかな?と言う感じでしたが、綺麗だし、フロントの方の対応もとても丁寧で良かったです。
子連れで和室を予約していたので、チェックインの際に布団をあらかじめ敷いた方がよいかを尋ねて下さいました。
チェックイン時には布団が敷かれた状態で、助かりました。
(10畳の和室。床の間と反対側にテレビもあります)
(和室と別に洋室スペースも。和室とは障子で仕切られているので子供が寝た後のんびりもできます)
(バス・トイレ別がありがたい!綺麗なお風呂でした)
ホテルの部屋は十分に広いし、和室はありがたいのですが、布団がちょっと薄かったのだけが残念。
問題なく寝られたし、体が痛くなることはなかったのですが、寝入りがちょっと痛かったです(笑)
あと、防音は甘め。
廊下の話し声はもちろん、夜遅く宴会をしていた他室の声も結構聞こえてきました。
こちらが静かな旅なら「ちっ」となるかもしれないところですが、こちらも元気な子供連れ。
お互い様ってことでここはマイナスポイントにはならず!
さておき、荷物を置いたらランチへ!
Cinnamon’s Restaurant でランチ
ランチは、Cinnamon’s Restaurant で。
子連れランチ、で検索して出てきたお店。
パンケーキならハルも食べられるかな?と選んだのですが、事前に電話したところ子供ご飯の持ち込みも可とのことでした。
実際に行ってみるとホテルからすぐそこ!
店内には子連れが多く、ベビーカーで入店するとすぐにキッズチェアを出してくれ、ベビーカーを預かってくれました。
ちなみにキッズチェアはベルト付きでした。
(入口から想像するよりもずっと開放的でハワイアンな店内♡)
キッズプレートもあったのでこんな感じで注文。
ハルのプレート。
バターミルクパンケーキ、サラダ、ポテト。
さらにジュース(リンゴジュースORオレンジジュース)と、バニラアイスが付いて確か850円・・・だったかな・・・(自信無)
ちなみに、プラスチックのお皿とフォークとスプーンも貸してくれます。
バターミルクはちょっと濃そうだったので取り除けてパンケーキだけを食べさせましたが美味しそうでした。
ポテトはハルの大好物なのでもちろん完食!
サラダはドレッシングたっぷりだったので大人が頂きました。
ジュースはリンゴジュースをチョイス。
こちら、氷入りで来てしまって、あまり冷たいものを子供に飲ませたくない私は、基本持参のお茶で済ませました。
気になる方はオーダー時に氷抜きをお願いするとよいと思います。
ただ、御覧の通り品数としては多くないので、子供が飽きてしまう可能性も…。
事実ハルはあっさり飽きて、結局途中から持参のお弁当を食べました。。
そしてこちらのキッズプレート。
なんとおもちゃもつきますー!
待っている間にかごに入ったおもちゃの中から好きなものを選ばせてくれます。
(うちは水鉄砲を選んでみました)
続いて、大人ご飯。
夫のハンバーガー。
記憶あいまいですが、たぶん1400円とか…。
御覧の通りかなりボリューミー!
すごく味が濃そうに見えますが、実際には薄味。
テーブルにあるケチャップやマスタードで個人好みに味を調えて頂く感じです。
私は(ハルがガチャガチャしていて余裕なく)そのまま頂きましたが、それはそれでお肉の味がしっかりして美味しかったです。
私が頼んだプレート。
こちらパンケーキの上のトッピングとかを選んで値段が変わるんですが、私が頼んだのは多分1600円くらい(曖昧)。
パンケーキのトッピングはシナモンアップル。
それとスクランブルエッグ、サラダ、ポテト。
夫のハンバーガーもですが、こちらのお店のポテト、塩味がいい具合にきいてて美味しいです。
パンケーキもハンバーガーと同じく、サーブされた時点ではそれほど甘くありません。
テーブル上のメープルシロップを掛けると甘味が増してうまうまでした♡
味が濃くないせいか、見た目ほどヘビーじゃなくペロリと行けるのも嬉しいところ♪
こちらのお店、ネット評通り、ほんとに子連れにやさしいお店でした。
実際、赤ちゃんから幼児まで、子供が多いので、子連れでも居心地が良いですし、お店の人も慣れているので、ベビーカーを預かってくださるとか、対応がスムーズかつ優しいです。
味も良いので、また近くに行ったらぜひお邪魔したいお店になりました。
ヨコハマおもしろ水族館
ランチ後は、ヨコハマおもしろ水族館へ。
中華街のど真ん中にある水族館。
水族館と言っても大きな水槽の中を悠々と泳ぐ魚たちがいるわけではなく、小さな水槽の中に地味な生物がいる感じ(笑)
でも、小さな子供には良いサイズと目線。
さらに各水槽前にクイズがあったり、小さなショーや餌やりタイムがあったりして楽しめます。
(水槽サイズはこんな具合。)
(各水槽にはクイズがあって、その答えを選ぶようになっている。
ちなみに青・黄・赤のうち正解だけがマグネットになっていて、ペンがくっつく仕組み。)
水族館の中はいくつかのゾーンに分かれているのだけれど、私がハルを連れて行きたかったのは「赤ちゃん水族館」ゾーン。
未就学児を対象としているゾーンで、土足厳禁。
ジャングルジムや滑り台に水槽が合体していたりして楽しい空間!
最近滑り台が好きなハル喜ぶなぁ♪と楽しみにしていて、実際楽しんでくれたのだけれど…。
当然他の子も楽しくて、5歳くらいの子たちがドタバタと飛んだり跳ねたりしているので危なっかしくて長くは遊ばせられず…
残念でした。
水族館には1時間ほどいたのだけれど、ショーの時間があったり、赤ちゃん水族館に連れていきたかったりして、他のゾーンをゆっくり楽しむ気持ちが欠けてしまって、そんな自分に反省。
時間に縛られず、親の思いにしがみつかず、ハルが見たいものをゆっくり見せる余裕を持ちたい。
といつも思うのになぁ…(そしてこの反省は翌日尚大きくなって繰り返される…)
横浜大飯店で飲茶食べ放題!
水族館の後、一度ホテルに戻ってチェックイン、昼寝を試みるも大興奮状態で全く寝ないハル。
仕方ないので散歩に行くも寝ず・・・
興奮状態のまま夕食に突入。
夕食は、事前に予約していた横浜大飯店の飲茶食べ放題。
店内は割と広いのでベビーカーで入店できます。
子供がいることが分かるとベビーチェアがいるかを尋ねてくださるのでお借りしました。
大人の椅子の上に置くリッチェルのベビーチェア(プラスチックのバンボみたいな形)。
安定感のある椅子でありがたかったです。
お料理はオーダー式ですが、ほとんど待たされることなくサーブされます。
そしてとにかく全部美味しい!
ハルは、小籠包、肉まん、チャーシュー炒飯に白米を混ぜたもの、五目おこげ、白身魚の蒸し物、コーンスープ、台湾風焼きビーフン、ゴマプリン、マーラーカオを食べました。
もともと大好きなコーンスープと、ほんのり甘くて柔らかいマーラーカオがお気に入りだった様子。
ところで、ハルについては結果オーライだったんですが、中華料理はエビを使っているケースが結構多いんですね。
頼んだものの中でも五目おこげ、ビーフンにはエビが入ってました。
ハルはこれまでサクラエビしか食べたことがなく、それだけでエビアレルギー無しと判断していいかわからない状態。
なのでエビそのものを食べさせるつもりはなかったんですが、アレルギーがひどい場合はエビのエキスでも危険とか。
エビアレルギー未確認の場合はエビに厳重注意するか、中華は避けるのが賢明かなと思いました。
さておき、料理のお写真、1枚もございません。
なぜって、滞在1時間のうち30分間はもりもり食べる娘のお手伝い。
その後30分は、娘がぐずる前に食べろ食べろと慌てて食べる夫婦の食事時間。
写真を撮る余裕などなかったのですーーー。
でも本当に、どれも美味しかったです。
他のお店でもっと安い飲茶食べ放題はいくらもあると思います。
しかも子連れでは、元を取るほど食べるのはなかなか難しいです。
うちも2人で7000円以上でしたが、なんなら小腹空いた状態でホテルに帰りました。
それでも私はまた横浜大飯店に行きたいです。
ほとんど食べられないからこそ、うまいものを食べたほうが満足度が高いのです。
メルパルク横浜の朝食バイキング
朝食はホテルで。
素泊まりプランでしたが、当日現金払いで朝食バイキングを頂けます。
ホテル1階、銀杏並木に面した窓が明るいレストラン。
小規模なレストランですが、平日朝ということもあってか人もまばら。
お料理は和洋中で30種。
普段お世話になってるローズホテルの朝食バイキングに比べると格段に小規模(値段も安いけど)。
それでも、納豆ご飯、お味噌汁、蒸し野菜、ヨーグルトなど普段の朝食に近いものがあるので、ハルのためには十分でした。
(銀杏並木を見ながら優雅な朝食を頂く1歳女子)
こちらでもベビーチェアと食具(コップ・スプーン・フォーク)をお借りできます。
ただし椅子は、高さがあまりないので、ハルはちょっと食べづらかった様子。
さらにベルトがないので、お座りがまだ上手でないお子さんは要注意です。
オービィ横浜。と、1歳児の限界。と、反省。
当初の予定では、ホテルでの朝食後、野毛山動物園へ行くつもりでした。
ところが、園に到着したところで当日が休園日であることが判明!!
仕方なく、プランBとして考えていたオービィ横浜へ。
こちら、みなとみらいのMarkISの中にありながら動物と触れあえる屋内型パーク。
セガが企画開発するだけあって、デジタルと融合しています。
実際に動物と触れ合えるゾーンがある一方でマウンテンゴリラが登場する4Dシアターも。
館内もデジタル映像が使われていて、子供だけでなく大人も楽しめる施設でした。
大人も楽しめるクオリティ・・・ということで、逆に1歳児は少々楽しめる範囲が限られるかもしれません。
例えば、ウサギに触れるお部屋に入ってみたのですが、ウサギを抱き上げることはできません。
かといって、ハルの手の長さでは、柵の中にうずくまるウサギには届かないのです。
最近動物と触れ合う機会があって、ウサギにも興味津々なのに届かない…
親としても残念でした。
また、各ゾーンは入れ替え制になっていて、ものによっては制限時間が決まっています。
つまり人気ゾーンは待ち時間が発生するのです。
平日の午前中なのでかなり空いている方だと思われますが一番人気のキャットゾーンは60分待ちでした。
これも、1歳児には辛いポイントですよね。
そして、ここでハルの体力の限界が訪れました。
この日のランチにBillsを予約していた私たち。
時間に限りがある中、ハルが喜びそうなものを回りたいという親の思いに振り回されたハル。
見たいものをゆっくり見られないフラストレーションに、昨日からの大興奮による疲れが合いまったと思われ泣きだしてしまいます。
いつもなら、抱っこしたり、お菓子を食べたりすればすぐに機嫌を直すハル。
でもこの日は一向にその気配なく大号泣。
仕方なく、Billsをキャンセルして車に戻るも、MarkISから車を止めたランドマークタワーまでの道がわかりづらいは遠いはで手間取る私たち。
その間も泣き叫ぶハル。
途中でコンビニに立ち寄り、牛乳とおにぎりを買い、道々食べさせてみるも効果なし。
20分ほどでようやく車にたどり着き、車内で膝にのせて牛乳を飲ませていたらやっと落ち着きました。
その後1時間かけて帰ってくる間は、お菓子を食べたり歌ったりしながら機嫌良く過ごしていたハル。
やがて眠ったハルの顔を見て、深い深い反省をしました。
1歳のハル。
親が見たいものと、初めて見るものだらけのハルがその時興味を持っているものはきっと違う。
それなのに、親の思いを優先して、ハルのリズムを崩して連れまわしてしまった。
泣き叫ぶほどにハルを疲れさせてしまったのは私たち。
ハルの目線で、ハル・ファーストで、ハルのリズムで、世界を見せて行かなくちゃ。
そんなこんな。
楽しく刺激に満ちて、反省もたくさんの横浜中華街の旅でした。
ご参考いただければ嬉しいです♡
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