2017年の夏。
39歳11か月を迎えた朝、なんだか全身サランラップに包まれたような妙な感覚で目覚め、
体調は良いのに、なんだか体が覚醒しないこれはなんだ?
・・・
・・・?
・・・!!
・・・!!?
・・・!!!!!
都市伝説と思っていた妊娠が、私の身に起きたことを知ったあの日から早10か月。
宿った命は今、私たち夫婦の腕の中にあります。
子供大好きな夫は、毎日娘ハルの写真を撮ってはかわいいかわいいと目尻を下げ、
元来子供があまり得意ではなかった私もまた、毎日朝4時に眺めるハルの寝顔にメロメロです。
私たちが夫婦になったのは、干支3巡目の歳。
なかなかの高齢での結婚。
普通なら、子供についてさっさと始動するところなのでありましょうが、
子供好きとそうでない人の結婚ではそうスムーズにもいかず、
私たちは結局「すべて神様にお任せ」という道を選びました。
その後何の音沙汰もなく4年が過ぎ、40も目前に迫っていたので、
「夫には、何となく子供のいる人生が似合うような気がするけれど、
でももう、こんなに時が過ぎたということは、私たちは二人で生きていくんだろうな。」
とうすうす思っていた中である日突然芽吹いた、新しい人生です。
気まぐれで、気分屋で、ついつい自分優先の私と、
いつも穏やかで、上機嫌で、人に優しい夫と、
私たちを新しい世界に連れて行ってくれる愛しい娘ハルとの、
我が家を世界の中心に据えたこれからの日々を綴ります。
どうか健やかに、賑やかに、幸あれ!!
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